塾の特長
まなざし実践塾とは
まなざし実践塾は、持病や身体障害、難病をもつ子どもたちのためのオンライン塾です。
子どもたちの学力とこれからの社会を生きる力を育みます。
ビジョン
病気や身体障害をもつ子どもたちが、自分を諦めることなく、未来に希望のまなざしを向け、構成員として社会に主体的に参加できることをめ ざしています。

ミッション
病気や身体障害をもつ子どもたちの学力とこれからの社会を生きる力を育みます。
まなざし実践塾の特長

1
通院や入院との両立を可能にする振替・休塾制度
まなざし実践塾は持病や身体障害、難病や希少疾患の子どものためのオンライン塾です。
そうした子どもたちが安心して学べるよう、柔軟な制度を整えています。
その一つが通院・入院時の振替授業や休塾制度です。
通院やリハビリ、入院の都合に合わせて授業を振り返ることができます。
また、体調や治療により塾を休むことが必要な場合でも、2週間から休塾することができます。
この制度により、塾生たちは学業と治療を両立し、学学業を続けることができます。

2
教育・福祉・医療の
エキスパートがサポート

3
オーダーメイドの
カリキュラム
まなざし実践塾では、教育・福祉・医療の各分野に精通したエキスパートが、塾生一人ひとりに丁寧に寄り添、総合的にサポートしています。
学習面では、塾生の学習ペースや性格、体調に合わせた柔軟なカリキュラムを提供し、無理なく学び続けられる環境を整えています。
福祉面では、心理的なケアや家庭との連携をとおして心の負担を軽減し、安心して学習に集中できるようサポートしています。
さらに、医療面では体調に配慮したサポートを行い、塾生が無理なく学習を進められるよう支援しています。
まなざし実践塾は、全ての塾生に対してオーダーメイドカリキュラムを提供しています。
お子さん一人ひとりの状態や体調、学習ペース、興味に合わせた学びを大切にし、無理なく学びを進められる環境を整えています。画一的的な指導ではなく、個々の塾生に合わせた学びや支援を提供することで、より深く楽しく学ぶことが可能です。
また、講師と塾生が1対1で行う学習指導をとおして、塾生の学習進度、ペース、目標、そして個々のバックグラウンドに応じた、きめ細やかなサポートを行うことができます。これにより、塾生が自信をもって自分らしく成長できる場を提供しています。

4
オンラインだからこそ
話せることがある
まなざし実践塾はオンライン塾です。
オンライン塾の主な利点としてすぐに思い浮かぶのは次の3つではないでしょうか。
①どこからでも参加できる。
②通塾の必要がなく、ご自宅等好きな場所から参加できる。
③塾生の通塾や保護者の送迎のご負担がない。
まなざし実践塾のオンラインの大きな利点はもう1つあります。
それは「オンラインだからこそ話せることがある」です。
面と向かってはなかなか話せないこと・見せられない心も、画面越しだと表現しやすくなります。
まなざし実践塾は1対1での塾学習指導や1対1や複数での対話学習プログラムを提供しています。
それらの中で講師と話して自分や自分の想いを言語化することにより、自分を見つめ直したり気持ちの整理をしたりしていきます。
そのようにして自分や他者、社会との関わりを模索し、自己を確立し、明るい未来への手がかりをつかんでいきます。

5
対話学習で自己を確立
まなざし実践塾は、独自の対話学習を無料のオプションとして提供しています。
この対話学習は、塾生がどのように生きるべきかを自ら考え、自分自身や他者、そして社会とどう関わっていくのかを模索する場となっています。
このプロセスの中で塾生は自己を確立していきます。
まなざし実践塾の対話学習は、対話の中で塾生一人ひとりが自らの価値観や生き方に対する問いを深めていくことを目的としています。
塾生は、自分が社会で果たすべき役割や、将来に向けてどのような道を選び取るべきかについても考えを巡らせます。
また、対話を重ねることで、自分自身の考えや感情を言葉にして表現する力も高まります。
自分の意見を他者に伝え、他者の意見を受け入れる経験をとおして、相互理解の大切さを学びます。
これにより、自分の価値観に対する自信が生まれ、自己確立の基盤が築かれます。
まなざし実践塾では、塾生がこの対話学習をとおして未来への希望を持ち、前向きに自分の人生を切り開いていけるように支援しています。
塾生が未来に向かって進む過程をしっかりとサポートし、目標達成に向けての一歩一歩を共に歩んでいくのが私たちの役割です。

6
丁寧な寄り添いと
出会いや交流との両立
まなざし実践塾は、生徒と講師が個別対応のオンライン塾です。
当塾の個別対応の特長は、講師と塾生が1対1の完全個別の学習指導と、1対1や複数人での対話学習を併用することです。
それにより、丁寧な寄り添いと仲間との出会いや交流との両立を可能にします。
もちろん、いずれも個別対応ですので、塾生の性格、学習進度や理解度、個性やニーズにじっくり向き合い、丁寧に寄り添います。
1対1の時は、そこで講師とじっくり話す中で気持ちの整理をしたりすることができます。
また、自分のペースで学ぶことが可能です。
複数人の時は、そこで他の塾生と出会ったり交流したり、体験共有をしたりできます。
また、お互いに刺激を与え合うことが可能です。
学力の背景にあるもの
マズローの5段階欲求から見る支援のかたち
学力の背景にあるのは、「未来の自分」に対する明るいイメージです。
子どもが「学びたい」と思うためには、まず「明るい未来を描きたい」という気持ちが必要です。
とくに、病気や身体障害などの困難を抱える子どもたちにとって、その気持ちは簡単には育まれないこともあります。
アメリカの心理学者マズロー(Abraham Harold Maslow, 1908-1970)が提唱した「5段階欲求理論」は、人間の欲求が段階的に発展していくことを示したもので、教育や支援の現場でも広く知られています。
まなざし実践塾では、この理論に寄り添い、子どもたちが「学ぶこと」と「生きること」を重ねていけるよう、丁寧にサポートしています。子どもたちが自らの力で未来を描き、実現していけるよう、私たちは一人ひとりの歩みに寄り添っています。
1. 生理的欲求への配慮
まなざし実践塾は、通塾の負担のないオンライン形式で学びの場を提供しています。体調が安定しない、外出が困難……そうした子どもたちも、自宅から無理なく参加できます。病気や身体障害をもつ子どもが無理なくしてアクセスできる場であることは、学力以前に必要な基盤です。
2. 安全の欲求への応答
病気や障害のある子どもたちは、外の世界で「わかってもらえない」「安心できない」ことを多く経験しています。まなざし実践塾では、講師が一人ひとりの背景に丁寧に向き合い、否定されることのない安心感を大切にしています。子どもたちが失敗を恐れずに試せる、声を出せる、失敗できる――そうした心理的な安全基地としての役割を果たします。
3. 所属と愛の欲求への支援
対話学習では、講師や他の子どもたちと関わる時間を設けています。同じように病気や身体障害を抱える多様な仲間と出会い、「ひとりじゃない」と感じられる経験は、孤独を感じることもある子どもたちにとってとても大きな意味を持ちます。ここには、仲間とつながれる場、居場所と呼べる関係性があります。
4. 承認の欲求への応援
まなざし実践塾では、できる・できないだけを評価するのではなく、「どう考えたか」「どう伝えようとしたか」といったプロセスにも目を向け、子どもたちの努力や工夫を丁寧に認めていきます。教科支援はすべて1対1で行われており、講師が子ども一人ひとりにじっくり向き合い、その子のペースや状態に応じて丁寧に寄り添います。誰かと比べるのではなく、「あなた自身」に注がれるまなざしの中で、子どもたちは安心して学び、挑戦することができます。そうした関係性の中で得られる小さな成功体験は、「できる」という実感につながり、それが自己肯定感や自己有能感、自信を育てます。
5. 自己実現の欲求への導き
まなざし実践塾がめざしているのは、子どもたちが「自分はどう生きていきたいのか」「どんな未来を描きたいか」を見つけ、その道を自分のペースで歩んでいくことです。学びを通して自己理解を深め、思いや願いをことばにし、自分なりの価値を発揮していける――そんな未来への歩みを後押ししています。
まとめ:生きる力を育む学びの場
まなざし実践塾は、「これからの社会を自分らしく生きる力」の育成を大切にしています。マズローの5つの欲求に寄り添いながら、子どもたちが未来に希望を持ち、自らの手で人生を切り拓き、社会で羽ばたいていけるよう、丁寧に伴走していく――それが、まなざし実践塾の願いであり、他にはない私たちの強みです
